推薦内定者2名!
慶應大学 商学部
国際基督教大学 Division of Arts and Sciences
2名の生徒さんが学校推薦の内定を取りました。
上記の生徒さん達に共通していることは「早いうちから準備をしていたこと」です。
特に国際基督教大学に内定している生徒さんは受験に備え4つの保険をかけていました。
①MARCH以上の大学付属校に進学
②学校推薦のための評定維持
③英検準1級合格
④一般入試のための学習も同時並行
①と②は特に早いうちからの準備が必要です。
また、この生徒さんの素晴らしいところは付属大学への進学に甘んじるのではなく、さらに上位の大学を目指し③と④を研磨し続けた点にあります。
この生徒さんは、付属校の生徒さんによく見られる「特に努力しなくても大学進学がほぼ決まっている状況に対する甘え」が無いことが印象的でした。
MARCH以上の付属校に入れるような高偏差値の生徒さんを集めれば、難関大学への進学率が高くなりそうですが、実際にはそれは起こっていません。競争のない環境では生徒さん達の向上心がなくなってしまうのだと思います。
一度そのことについてご本人とお話した際に、「学校の先生達は皆友達のような感じで優しく、学校に不満はない。授業も受験を想定していないため特に厳しくなく楽しいが、このままで本当にいいのかと不安に感じた。」とお聞きしました。
当塾では大学付属校の生徒さんも英検準1級までは取っておくことをお勧めしております。
受験のプレシャーのない学校生活は、部活動や学校行事を十分すぎるほど楽しめると思います。
加えて何か一つ、自分が頑張ったと言えるものをとっておくことでさらに充実したものになります。
<私立付属校ではない生徒さんへ>
私立付属校に通われていない生徒さんが、付属高校を多く持っている私立大学に進学を希望する場合、付属の生徒さん達よりも学力が高くないと入学が難しくなります。
一方で、私立付属校ではない生徒さん達の大きなメリットは、付属大学へのエスカレーターを前提としていないため「受験の選択肢が多い」ということです。
生徒さんを取り巻く学習環境も一般受験の学習を後押ししてくれるような学校のカリキュラムになっていたりします。特に国公立大学を目指す場合は私立大学付属高校に無理に行く必要はありません。
付属校ではない生徒さんは「選択肢をできるだけ減らさない」ようにしましょう。
大学入試合格の確率を下げないよう、以下の点を考慮しながら学習計画を立ててください。
・英検準1級(2級高得点)を諦めない。※
・学校推薦を諦めない。
・一般入試を諦めない。
・一般入試の共通テスト利用の選択肢を消さない。
・一般入試の選択教科を極端に減らさない。(1教科受験、2教科受験は自らハードルを上げる行為です。)
・学校推薦と一般入試の両方とも準備が間に合わないからといって、AO入試一本に絞らない。
※MARCH以上の大学では2級は高得点でも評価の対象にならない大学もあります。各大学の入試要項を必ずご確認ください。
通っている学校や目指している志望校により状況は異なりますが、出来るだけ多くの保険をかけておくことをお勧めいたします。